今回は、”勉強熱心な業者とは”についてお話したいと思います。
現代の時の流れはとにかく早いです。
ちょっと気をゆるすとあっという間においていかれます。
どの業界においても日々の勉強はかかせません。
その点、このサイトのナビゲーターであるオストコーポレーションの吉田社長は勉強熱心でとにかく凄い!
いつも有益で、最新の情報を提供していただき、感謝、感謝です。
しかし、中小企業ほど追われるように忙しく仕事をしている会社が多いのが現状ですのでなかなかか勉強をする時間をつくれないのです。
忙しすぎると創造力がなくなり、流れ作業的に毎日をすごしてしまいます。
これでは、勉強不足は否めず、新しい事も生まれてきません。
シロアリ業界は”生き物”を対象としている業界ですから、特に日々の勉強や現場での問題意識はかかせないと思います。
生き物は常に変化していますし、住宅の構造や環境は1件1件すべて違います。
いつも勉強していなければ応用がききません。
日本しろあり対策協会で制定した”しろあり標準仕様書”にのっとり、どの現場も標準通りやればいいと思っている業者さんが多いです。
これがいい悪いという事ではなく、これではプロとしてのシロアリ業者ではなく、薬剤の塗装屋さんになってしまいます。
標準は必要ですが、標準仕様はあくまでも標準であり、現場やお客様に応じた施工を立案でき、施工できる業者が本当のプロなのだと思います。
薬剤を大量に使えば駆除できると思いこんでいる業者が多いのも現状です。
薬剤の作用・効力、シロアリの生態、建築構造については最低でも勉強していないと、薬剤の大量散布はとどまりません。
標準仕様では、1F床面積20坪の家で約200Lの薬剤を使用します。
虫を殺す殺虫剤=薬剤をこれだけ大量に散布しているのです。
皆さん、想像してみて下さい。
庭の芝生の上に、農薬を200L散布したとします。その芝生の上に椅子をおいて、そこで本を読む勇気はありますか?
それと同じようなことが、家の中で起きているということです。
知らない、見ていない、興味がない、だから業者まかせというのは怖いものです。
これからは、薬剤に頼らないシロアリ防除方法についても勉強していることがすごく大切だと思います。
薬剤は、使用するなら最小の量で、飛散させたり、環境汚染せずにきっちり効果を出す技術が必要だと思います。
そのような勉強熱心で、技術をもった業者さんが絶対おすすめです。
いつも勉強していない業者が多いから、お客様に対するシロアリの説明が業者によりまちまちです。
業者判断するための参考として、是非訪問していただきたいホームページがあります。
岡崎シロアリ技研さんと阪神ターマイトラボさんです。
とにかく、この業者さんは勉強熱心で、シロアリ博士のような方たちですので、とても参考になると思います。
営業トークを鵜呑みにしない、間違った解釈をしないためにも是非参考にしてください。
信用できそうな業者というあいまいな判断ではなく、勉強熱心な”本物”を選ぶことも大切な判断材料になるのだと思います。
本質が忘れられている時代ですから、本質をみている会社がこれからは本物の会社だと私は思っています。
今現在では、本質をみている会社は常識外れ、おかしい会社にみえるかもしれませんね。
私も含めて(笑)
これからは、お客様も目を養う時代だと思います。確かな目をもって、良い業者さんとお付き合いして下さい。
それが私であることを、私は祈っております。
今回ははここまでとさせていただきます。
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