日本の空き家率は平成20年調べで13.1%になってしまいました。これを具体的にすると800万戸近い家が空き家になっているということです。しかも全空き家を調査出来ないのでサンプリングでの結果でコレです。
「家賃を払うより、新築建てて自分のモノにした方がいいですよー」なんで営業マンに騙されて、安普請の短命な家をつくり続けた結果がコレです。
ニッポンにはまだまだ大活躍できる空き家がた~くさんありますので、ここに集う地場ビルダー達が最高のアイデアと技術で蘇らせることが出来るのです。
テイストはそれぞれ得意ジャンルの中から自由にお選びくださいませ!
新築だと、予算もあるしあまり大冒険は出来ませんが、中古であれば良い意味で「諦めがつく」ので、かえって大胆に思い切ったことが出来るでしょう。もちろん、新築するよりはお金もかかりません。
でも、思い切るということはそれだけの技術と知識と経験がないと出来ませんよね。
だからこそ、ここに集うメンバーに任せておけば心配はありません。
2017年
12月
14日
木
house-ST-C
詳細
現代性能を持つヴィンテージハウス
約90 年前より街の風景の一部として存在してきた趣ある歯科医院を居住空間へとコン
バージョンした住まいです。
全体としては、既存建物の劣化が激しい部分、約半分を解体し、新たな水廻り部分を新設
しました。残した既存分は、先人達の残した技術や趣をなるべくそのままに、手直しのみ
で残すことに努力し、新しく取り入れる建具やガラス、備品もアンティーク品を選定する
ことも拘りました。新規部分は、主張することの無いよう心掛け既存部分と馴染む意匠と
し、全体に断熱改修、耐震工事、太陽光のあり方、風の通り道など住環境に必要な必要な
工事を行った本物件は、現代の性能を持つヴィンテージハウスです。
ヴィンテージハウス・アンティーク・リノベーション・コンバージョン・栃木市住宅・造作木製サッシ・
薄い屋根・深い軒・縁側・下見板張り・低い佇まい・自然素材・無垢材・柿渋・ケイソウ土・断熱改
修・耐震改修・パッシブデザイン
建築data
所在地:栃木県栃木市
構造.規模:木造在来軸組工法 2 階建て
敷地面積:353.42㎡
建築面積:96.35㎡
延床面積:149.66㎡
竣工:2017 年8 月
2017年
12月
13日
水
house-TK-R
詳細
大きな濡縁と縁側のある住まい(リノベーション)
築40 年の農家住宅のリノベーション物件。無窓居室や採光の無い部屋がある昔ながらの「田の
字型」plan の住まいに採光と通風を確保する工事と断熱改修工事、耐震補強工事を行ないまし
た。3 世代の住む本物件には生活パターンの違う家族に合わせた3 つの断熱エリアを設け、それ
ぞれの世代毎にストレスの無い計画としました。導光の為に設けた頂側窓に日射コントロール用
の無垢材ルーバーがインプレッシヴな外観を持ち、内外共に無垢材を多く使った住まいです。ま
た、手入れの行き届いた庭が観える深く薄い軒のかかった大きな濡縁と縁側を持つリビングは何
とも気持ちの良い空間です。
薄い屋根・深い軒・縁側・和風・木製格子・低い佇まい・畳・自然素材・カバ桜・ケイソウ土・リノ
ベーション・断熱改修・耐震改修・パッシブデザイン
建築data
所在地:栃木県宇都宮市
構造.規模:木造在来軸組工法 2 階建て
敷地面:927.31㎡
建築面積:125.25㎡
延床面積:159.40㎡
竣工:2016 年6 月
2017年
12月
11日
月
ヴィンテージ倉庫をコンバージョンした大きな窓の吹抜けリビングのある住まい
佳景の郊外に建つ築40 年のヴィンテージ倉庫を全面改装し居住空間として再生させた住まい。
倉庫の面影を残した外観からトンネルのような玄関ホールをを抜けると天井まである大きな窓を
持つ吹抜けリビングが広がります。陽射しの射し込むその大空間に施主様コレクションのヴィン
テージ家具が置か空間は何とも味わい深いリビングです。居住空間として採光や通風の確保は
勿論のこと、断熱改修を行なった本建物は、リビングの真ん中に残る鉄骨の柱などコンバージョ
ンならではの色が残る拘りの詰まった一味違う住まいです。
倉庫・ガルバリウム鋼板小波板外壁・低い佇まい・木製サッシ・吹抜・大開口・自然素材・無垢材・
ペンキ仕上・断熱性能・パッシブデザイン・アンティーク
建築data
所在地:栃木県宇都宮市
構造.規模:鉄骨造 2 階建て
敷地面:499.35㎡
建築面積:172.13㎡
延床面積:222.70㎡
竣工:2016 年5 月
2012年
2月
18日
土
2011年
2月
24日
木
2011年
2月
22日
火
ホームページを見てご連絡頂き、計画がスタートしました。栃木県宇都宮市で「中古住宅取得+リノベーション」という選択をしたHさんのケースです。敷地は、緑豊かな住宅団地内で西道路、北側私道の角地。敷地面積約140坪。敷地は、前面の西側道路から2m以上上がり、建物の裏手となる東側は林になっていることも静かさとプライバシーの確保に一役買っています。
しかし、メリットがあればデメリットは付き物。敷地に林が隣接し、敷地が低くなっていると、ほぼ例外なく、敷地に湿気が多くなる為、床下の湿気対策をしなければなりません。Hさんは、借家としてこの家に住んでいた時、他の土地を買って新築しようと考え、県内外の様々な住宅展示場やオープンハウスを見て廻ったようです。しかし、「どの住宅もピンと来るものが無く、いくら探しても気に入った土地も見つからないのは、今住んでいるこの家と土地が、私たちにとって最適なのでは?」と思い始めて、やっと「今住んでいる築20年の借家を買ってリフォームする」という結論に到りました。